第7章:奇跡の復活、運命の日
知り合った女性の中には、挿入のないプレイでも深い快感を覚えた方や、私の愛撫で何度も絶頂してくれる女性もおり、繰り返し私にお付き合いいただける女性も出来ました。
私の方は相変わらず勃起不能状態ですが、じょじょに自分が射精しなくても満足感、幸福感のあるセックスが出来るようになってきました。
1年2ヶ月経ったある日、私の研究に何度も協力してくれていた女性と、いつも通りセックスをしていました。
彼女が絶頂に達し、私も嬉しさからお互い強く抱き締め合って余韻に浸ろうとしたとき、ある感覚が甦りました。
勃起です。
驚いて跳ね起きました。
彼女が小さい声でつぶやきました。
「起ってる・・・」
私は天を見上げ泣いていました。
彼女もそんな私をそっと抱き締めて、「よかったね」と繰り返しながら泣いてくれました。
・・・一生忘れられない、大切な日になりました。